公立の幼小中学校で終業式

新型コロナウイルス感染防止のため、教室で終業式が行われた

 きょう別府市内の公立幼稚園、小・中学校で1学期の終業式が行われた。夏休みは、21日から8月31日までの42日間。
 市立朝日小学校(勝河馨校長、578人)では、新型コロナウイルス感染拡大を警戒して各学年の児童がクラスごとに分かれて各教室でマスク着用し待機した。
 午前9時40分、校長室からのZoomで勝河校長が「明日から夏休みが始まりますが、外に出かける時にはマスクをつけて、お店に入るときには入口で消毒して入るようにしましょう。帰ったらまず手洗いをしましょう。誰が感染してもおかしくない時が来るかもしれません。まず自分を守る。そして、感染してしまった人や家族のことを真剣に考えて下さい。朝日の子どもは、みんな優しい思いやりのある子どもたちです」とあいさつ。
 続いて、児童代表が1学期の振り返りを行い、髙橋里歌さん(9)=3年=が「1学期に頑張ったことは、給食を残さず食べたことと、掃除ではホコリ1つ無いように意識して掃いて雑巾はきれいになるまで拭きました。夏休みは家でいっぱい遊び、工作をおばあちゃんと頑張り、勉強も運動も頑張り楽しい夏休みにしたいです」。
 那須優菜さん(11)=5年=は「1学期は、家庭科で玉止めが出来るようになりました。また、今年になってIPadが使えるようになったので嬉しかったです。理科や国語の授業で使いました。2学期はIPadを使って、どんなことをするのか楽しみです」とそれぞれ述べた。
 校歌を1番のみ放送し、教室では児童らが口ずさんだ。
 生活指導の先生は夏休み中の生活として▽事故や事件に遭わない▽出かけるときはおうちの人に言ってから―などの注意事項が挙げた。