大分県はこのほど、令和3年6月の宿泊客等の動向について速報値を発表した。
6月の宿泊客は13万3349人で、前年同月と比べて6・4%増となる見込み。うち、日本人宿泊客は、13万2749人で、前年同月比7%増。外国人宿泊客は、以前として海外からの来日規制があるため、600人と少なく、前年同月比49%減と引き続き低調となっている。
有料観光施設の入場客は16万6544人で、前年同月比48・3%増加した。
県内の延べ宿泊客数は、昨年よりは増加しているものの、コロナ禍前の一昨年と比べると62・9%減と依然として厳しい状況が続いている。また、新型コロナウイルスの新規感染者の減少速度が鈍化し、首都圏を中心に緊急事態宣言等を延長したことから、旅行マインドの復調が見られず、ゴールデンウイークの連休があった5月と比べると12・2%減少しており、3カ月連続で減少となった。