自衛隊退職者就職援護協議会の総会

瑞木一博会長を議長に行われた総会

 別府地区自衛隊退職者就職援護協議会(瑞木一博会長)は第44回定期総会をこのほど、ホテル別府パストラルで開催し、21人が出席、52人が委任状を提出した。
 国歌斉唱後、瑞木会長が「昨年は新型コロナウイルス感染症により、総会を断念しました。今回、皆さんに会えることは2年振りです。感染症対策を十分に取ったうえでの開催です。我々の事業は昨年すべて中止しました。厳しい中で、我々の組織が横の連携をしっかりと取り、企業間の付き合いをしっかり取れるように。厳しい中、なんとかやりくりをしながら、苦戦しながらも活躍している企業です。企業間が絆を持って、有事の中でもやりくりできるような体制を作っていかないといけないと考えています」とあいさつ。
 顧問の若杉竜也別府公共職業安定所所長、参与の中村英昭別府駐屯地司令、井村昭利家板井大分地方協力本部長、来賓の吉積司自衛隊別府病院長が紹介された。
 瑞木会長を議長に議事に入り、令和2年度の事業、収支決算、監査が報告された。今年度の事業活動方針は、「会員相互の親和協調と組織の拡充整備を図り、自衛隊退職者の人材活用と雇用の安定を推進する」を基本とし、「自衛隊退職予定隊員への求人ニーズへの更なる積極的な助言を行う」とした。実施計画として▽自衛隊退職者の雇用に関する事業▽会員組織の拡充整備を図る事業▽会員の研修・見学及び広報に関する事業―などを挙げ、収支予算が承認された。また、報告事項として新規会員の紹介があった。