大分県と大分市は10日、271件のPCR検査等を行い、大分、別府、豊後大野、中津、日田、杵築の各市と県外の10代から80歳以上の男女39人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は計4010人となり、4千人を超えた。
年代別でみると、30代が13人、40代9人、20代6人、10代5人、50代3人、80歳以上2人、60代1人。感染経路別では、不明が最も多い15人、家族7人、県外5人、飲食店4人、職場と施設各3人、知人2人となっている。大分市の児童自立支援施設と杵築市内の飲食店でクラスター(集団感染)が発生したとの認識を示した。
別府市は10代から80歳以上の男女6人が新たに感染。年代別では、30代と80歳以上が各2人、10代と20代が各1人。感染経路では、施設と家庭が各2人、知人と不明が各1人。また、県は感染を発表した別府市の感染者について、再検査で「陰性」となったため、9日発表の感染者数を1人減の38人とした。
その他の市町村別では、大分市22人、杵築市4人、豊後大野市3人、県外2人、中津市と日田市が各1人となっている。