西地区の民選委員児童委員の活動

定期的に集まって取り組みについて意見交換をする西地区民生委員児童委員ら

 全国的に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、大分県内も再び感染拡大が続いている。
 昨年からはじまったコロナ禍で、日常生活は大きく変わり、人と人との距離にも大きな影響を与えている。地域の中でも、高齢者が集う「いきいきサロン」や敬老会、お祭りなど、多くの人が集まったり、会食を楽しんだりすることが難しい時期が続いている。人とのつながりが希薄になり、出かける機会も少なくなっている高齢者をはじめ、地域の人とのつながりを支え続けているのが、民生委員児童委員。
 コロナ禍でも、西地区の民生委員児童委員協議会(清岡孝子会長)は活発に活動を続けている。月1回、感染予防対策をしながら顔を合わせて現状報告や意見交換を行っている。訪問をしても良いか迷ったこともあったが、「出来るだけ訪問をして、見守りをしようということになった。70歳以上の一人暮らしのお宅を訪問して声かけをしたり、自治会と協力して孤独にならないようにしている」と話す清岡会長。
 ワクチン接種がはじまった時は、訪問をして予約をしたか確認をして回った。よく分からないという人には、手順などを教えた。山の手ひとまとり・まちまもり協議会(平石栄二会長)と一緒にネット予約のお手伝いをするため、勉強会まで開いた。幸い、希望する人は全員自力で予約をすることが出来たという。
 中島町では福祉協力員らと協力して「近助ネット」をつくり、お互いに支え合っている。最初は、防災のために始めた取り組みだが、地域に浸透している。同町民生委員の豊福景子さんは「以前から、住民が回りを気にしてくれて、近所の人が見守ってくれるネットワークが出来ている」と言う。コロナ前は、月1回「好日サロン」を開いて、様々な講座をしたりしていたが、1年半以上活動は出来ていない。そこで定期便の「好日便り」を作り、折り紙をつけて配るなど、元気を出してもらおうと工夫をしながら取り組んでいる。
 別府市自治委員会西地区支部長を務める平石会長は「民生委員や福祉協力員の皆さんが住民に寄り添い、見守ってくれていろんな面で心を配って活動をしてくれている。困っている人を少しでも支援して、明るいまちづくりをしていきたい」と話す。
 地域の絆はコロナにも負けず、お互いの安全を守っている。