別府商工会議所が職域接種

長野市長に職域接種について報告をする西会頭(左)ら

 別府商工会議所(西謙二会頭)は20日午後2時、長野恭紘別府市長を訪れて、新型コロナウイルスワクチンの職域接種の予定について報告をした。
 会議所の会員やその家族を対象に行うもので、市外の人でも受けることが出来る。少しでも早く接種を進めることで医療機関の負担を減らすとともに、社会経済活動の活性化を目指す。
 別府市医師会の協力を得て、約2千人分を想定。ホテル別府パストラル研修棟を区切って1日最大360人の接種を行うことにしている。ワクチンは、モデルナ社製。24日午前9時から、ウェブ専用サイトで予約を受け付ける。ただし、ウェブ予約が出来ない人に対しては、24日から9月5日までの間、コールセンター(電話050・8882・0571)で受け付ける。
 接種時期は、1回目は9月6日から12日、2回目は10月4日から10日までの午前9時から正午、午後2時から同5時、午後6時から同9時までの3つの時間帯で予約が可能。
 西会頭と倉原浩志専務理事が出席。西会頭は「6月に医師会に協力を依頼して以来、ようやく日程が決まりましたので、報告に来ました。別府市のワクチン接種促進の一助になればと思っています。ワクチン接種で安心して生活してもらい、観光に安心してきてもらえるように、市のバックアップをもらいながらやっていきたい」とあいさつ。
 長野市長は「社会経済活動の再開には、ワクチン接種が大前提と言われています。協力をしてもらい、早くワクチン接種を進めることが一番の特効薬だと思います。これからも色々と協力をしてやっていきたい」と述べた。