別府市は新たに19人感染

 大分県と大分市は24日、2774件のPCR検査等を行い、大分、別府、中津、宇佐、竹田、豊後高田、日田、由布、臼杵、津久見、杵築の各市と日出町、県外の10歳未満から80歳以上の男女157人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は計5971人となった。
 年代別では、20代が51人と3分の1を占め、50代23人、10代19人、40代18人、30代16人、10歳未満12人、60代8人、70代6人、80歳以上4人。
 感染経路別では、不明が最も多く64人、次いで家族50人、知人15人、職場13人、会食7人、下宿6人、飲食店利用と施設が各1人。
 別府市の新たな感染者は19人。20代7人、30代と40代が各3人、60代と70代が各2人、10代と50代が各1人。感染経路別では、不明が8人、知人5人、職場3人、会食2人、家族1人だった。
 その他、市町村別では大分市が93人、中津市15人、宇佐市8人、臼杵市5人、由布市4人、日田市と県外が各3人、豊後高田市と杵築市が各2人、竹田市、津久見市、日出町が各1人となっている。

別府市が市営スポーツ施設で

 別府市は、市営スポーツ施設の利用について、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、9月12日まで一部の施設で利用を制限する。
 全施設に共通して、利用者には発熱、咳、くしゃみ等体調不良の人の利用は遠慮してもらい、入館時は利用する人の氏名や連絡先等を提出してもらい検温に協力してもらう。マスクの着用、手指消毒、手洗い、うがい等の感染防止対策の徹底、利用者同士の間隔を開けて利用。更衣室や会議室は使用禁止または人数制限をする。
 また、べっぷアリーナでは利用人数を20人までとし、メインアリーナは新型コロナワクチン集団接種会場のため、来年3月31日まで利用は出来ない。ハイパフォーマンスジム別府では、利用人数を15人までとし、8月中はプログラムの時間帯はトレーニングはできない。
 施設ごとの感染防止策についての詳細は、各施設に問い合わせを。

杵築市新型コロナ感染症対策本部

 杵築市新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・永松悟市長)は24日、新型コロナ感染拡大の封じ込めに向けた施設等の対応について発表した。
 現在、市有施設については、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置及び感染が拡大している地域からの利用者の入館を極力控えてもらい、指定管理施設については、業種ごとに策定されている感染拡大予防ガイドライン等を順守・徹底するーとしている。
 大分県が9月12日まで県民への自粛等のお願いを発表したことを受けて、9月12日まで同様の取り組みを継続することにした。
 高齢者サロン「みんなの楽校温(ほっと)」と「まちかど交流サロンよろうえ」の閉鎖時期も9月12日まで延長する。