大分県と大分市は26日、2065件のPCR検査等を行い、大分、別府、臼杵、宇佐、杵築、豊後大野、佐伯、中津、日田、豊後高田、津久見、由布の各市、日出、玖珠の各町と県外の10歳未満から70代の男女163人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は計6320人となった。
年代別では、20代36人、10代と30代各26人、40代24人、50代22人、10歳未満18人、60代6人、70代5人。感染経路別では、不明71人、家族49人、知人18人、会食11人、職場8人、県外3人、カラオケ、学校、施設が各1人だった。
別府市は11人の感染が確認された。年代別では20代3人、10歳未満、10代、50代各2人、30代と70代が各1人。感染経路別では、家族が7人と半数以上で、知人2人、不明と会食1人。家庭内での感染が不明者を上回り、家庭内でもマスクを着用するなど感染対策の徹底が必要となっている。
その他の市町村別では、大分市75人、中津市17人、臼杵市13人、豊後高田市10人、宇佐市9人、杵築市8人、豊後大野市と県外各5人、日田市3人、日出町と由布市各2人、佐伯市、津久見市、玖珠町が各1人となっている。
杵築市では、学校関係者の感染が確認されたことを受けて、校内での活動や接触はないものの、勤務している学校を27日は臨時休校とすることを決めた。30日以降は、関係者のPCR検査の結果を受けて判断するとしている。