別府市議会が3常任委員会で審議

上程中の議案について審議を行った

 別府市議会は令和3年第3回定例会の休会中の6日、総務企画消防、観光建設水道、厚生環境教委育の各常任委員会を開き、上程中の決算以外の議案について審議を行った。
 厚生環境教育委員会(荒金卓雄委員長)では、はじめに請願について審議。「加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める請願」が全日本年金者組合別府支部と別府市生活と健康を守る会から出されている。請願者や関係各課からの聞き取りを行い、委員からは「障害者手帳を取得すれば補聴器の補助金制度がある」や「集音器でもかなり聞こえるようになる」といった意見が出た一方で「広く補助すべき」との意見もあり、採決では賛成少数で不採択となった。
 また、健康推進課関係では、PCR検査センターの現状などについて質問が多くでた。
 観光建設水道委員会(三重忠昭委員長)では、市営北浜温泉の閉鎖に伴う条例改正や回数券の返金についての予算案は、委員から、水中運動の代替え施設の検討や返金方法になど、利用者に不利益が生じないように行うようにとの指摘があった。
 委員長報告は最終日の27日に行われる。