大分みらい信用金庫本店起工式

関係者が出席して起工式が行われた
新しい本店の完成イメージ図

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は、本店新築工事の起工式を10日午前9時30分、駅前本町で行った。約30人が出席。
 旧本店は1964年に現在の場所に建築され、築57年が経過して、老朽化が進んでいた。来年創立100周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として同じ場所での建て替えを決めた。
 新しい本店は「地域、職員に永く親しまれる本店」とし、安全性や快適性、柔軟性、地域貢献などをキーワードにしている。地上6階建て。2階ホールは、災害時には地域に開放し、一時避難所としての機能も予定している。設計は、株式会社クマヒラ一級建築士事務所、施工は株式会社佐伯建設。
 神事は、神日出男八幡朝見神社宮司が執り行った。神事終了後、森田理事長は「来年4月には創立100周年を迎えます。新本店が100周年にふさわしい地域の顔になることを祈っています」とあいさつ。来賓の長野恭紘別府市長、西謙二別府商工会議所会頭が祝辞を述べた。
 クマヒラ一級建築士事務所九州支社の秋庭一郎支社長が「地域環境を考え、斬新でありながら流行に流されず、永く愛される建物になっている」。川崎栄一佐伯建設社長が「旧本店も当社が建設をさせていただきました。必ずや無事故、無災害で工事を行う」とあいさつをした。
 完成は来年10月で、12月には移転オープンし、令和5年3月にグランドオープンを予定している。