新規感染38人と減少傾向

 大分県と大分市は10日、1359件のPCR検査等を行い、大分、別府、津久見、中津、豊後高田、臼杵の各市と県外の10歳未満から60代の男女38人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は計7695人となった。
 年代別では、20代13人、30代と40代各6人、10歳未満5人、10代と60代各3人、50代2人。感染経路別では、家族が17人、不明13人、知人4人、職場3人、会食1人となっている。
 別府市の新たな感染者は4人。年代別では40代2人、20代と60代各1人。感染経路別では、不明が2人、職場と家庭各1人。
 別府市以外の市などの感染者数は、大分市27人、中津市、臼杵市各2人、津久見市、豊後高田市、県外が各1人だった。

別府市が施設使用制限など26日まで延長

 別府市新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・長野恭紘別府市長)は10日、大分県が新型コロナウイルス感染症封じ込めのための取り組みを26日まで延長したことを受けて、今後の別府市の取り組みについてホームページで発表した。
 感染予防対策の徹底として▽外出自粛と感染拡大地域との不要不急の往来を控える▽飲食店の営業時間の短縮の継続▽学校での感染から子供達を守るための感染予防対策の実施ーを引き続き行い、マスク着用、換気、密を避ける、黙食などの基本的な感染予防対策を行うように呼びかけている。
 また、これに伴い、子育て支援センターや児童館の行事中止、小・中学校の体育館使用・運動場の使用制限、市営スポーツ施設の使用制限も26日まで延長することを決めた。