大分県と大分市は21日、155件のPCR検査等を行い、大分、別府、宇佐、由布の各市の10歳未満から40代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は7954人となった。
年代別では、20代と30代が各3人、10歳未満と40代が各2人、10代が1人で、50代以上の感染者はいなかった。感染経路別では、家族が6人と半数以上で、不明3人、知人2人となっている。
別府市の感染者は3人。10歳未満2人、20代1人で、いずれも家族からの感染。別府市以外の市の感染者数は、大分市6人、由布市と宇佐市が各1人だった。
感染状況を示すステージは、全体では「3」だが、病床使用率も「ステージ2」の基準が見え始めており、感染は落ち着きつつある。しかし、県では、油断をせずに基本的な感染予防対策を引き続き行うように呼びかけている。