昭和30年代のレトロ地図を設置

松原公園に昭和30年代の南部レトロ地図を設置

 南部ひとまもり・まちまもり協議会(清家政人会長)は24日午前11時、南部地域の歴史を紹介する「懐かしの昭和30年代『南部レトロ地図』」を松原公園ステージに設置してお披露目をした。地元住民ら関係者約40人が参加した。
 当時の松原公園や別府商工会議所、流れ川通り、竹瓦温泉、なかよし公園などの懐かしい写真もつけて、南部地域の歴史を紹介するもので、幅約3・6㍍、縦約1・8m。
 吉田隆副会長が「協議会として、地域の文化を継承し、住民の安全確保に努めています。地域の人や観光客が地図を見て南部地域の歴史を知り、愛着を深めてもらえればと思います。これからも、地域の人と協力して南部地域を守っていきたい」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長は「世の中、まだまだコロナの影響を受ける中で、こうした明るい話題が南部から発信出来るのは、良いこと。今を生きている我々だけではなく、地域を支える将来の子どもたちにとっても愛着がわく、意義深いこと。課題は沢山あると思いますが、一緒に汗をかいて、1つ1つクリアしていければ、南部の未来は明るいものになると思う」と祝辞を述べた。清家会長、吉田副会長、長野市長で除幕を行った。
 引き続き、各自治会に配備する消火器の引き渡しも行った。今回、地図の設置とともに、公園内に防災倉庫も新設。各町内の消火器設置状況を調査して、期限切れのものなどもあったことから、配備を決めた。