別杵地区の建設業者4社が受賞

令和2年度に終了した工事を対象に優良4社を表彰

 大分県別府土木事務所(外池正博所長)は令和3年度別府土木事務所優良建設工事表彰を27日午前10時、同事務所別棟大会議室で行った。
 別府土木事務所管内の一般土木工事で、令和2年度に完了した設計金額800万円以上の工事を行った業者が対象。A、B級から1社、C級から2社、その他から1社(今回該当なし)から選ばれる。基準は▽工事成績評定点が80点以上の工事▽表彰までに指名停止や不法行為などがない優良業者▽当該工事に関して、地元および地権者などとトラブルがないこと―など総合的に判断する。
 今回表彰されたのは▽[A級の部]令和元年度杵築市山香町佐田山香線道路改良工事「日伸建設工業(株)」=大庭浩司社長、上杉太陽現場代理人。
 ▽[B級の部]令和元年度鬼山地区急傾斜地崩壊対策工事「(株)金子組」=神元英樹代表取締役、神元憲一現場代理人。
 ▽[C級の部]令和2年度杵築市大田杵築線道路改良工事「江藤工業(有)」=江藤千年代表取締役、安東龍也現場代理人。令和元年度杵築市生桑地区急傾斜地崩壊対策工事「(有)つるみ工業」=井上伸一社長、吉岡智子現場代理人。
 表彰式では、各社の代表に表彰状を手渡した外池所長が「皆さんをはじめ建設業界の皆さんにおかれましては、平素からインフラ整備という重要な使命を担われ、県全体の発展にご尽力いただいているところです。ご出席の皆さん方は、業界のトップランナーとして今後とも技術の研鑽と現場の改革を重ね、地域に根差した建設産業を未来の世代に引き継いで下さい」とあいさつ。
 受賞者を代表して、大庭・日伸建設工業株式会社代表取締役社長が「建設業は労働力不足や働き方改革などさまざまな問題がありますが、私たちは品質確保、技術の向上などをし、皆さまの期待に応えられるようにより一層、努力してきます」とお礼を述べた。
 表彰式終了後、記念撮影が行われた。