軽四自動車と原付バイクが衝突

原付バイクと衝突した軽四自動車
交通死亡事故が起きた大字鉄輪の交差点

 29日午後5時10分ごろ、大字鉄輪の県道別府山香線と市道の交差点で、軽四自動車と原付バイクが出会い頭で衝突する事故が起きた。原付バイクを運転していた天満町の団体職員の手嶋由美さん(55)が胸などを打ち、意識不明の重体だった。救急車で市内の病院に搬送されたが、1時間25分後の午後6時35分に死亡が確認された。死因は出血性ショック。別府警察署管内の交通死亡事故は3人目。別府署の交通死亡事故ゼロは連続151日だった。
 別府警察署は同日午後5時47分、軽四自動車を運転していた馬場の会社員、中西光男容疑者(67)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した。けがをさせたことは認めている。今後、過失運転致死に切り替えて捜査する。
 調べによると、事故現場は信号機のある交差点。軽四自動車が県道を亀川方面から北中方面に移動、原付バイクは市道を東進していた。交差点で、軽四の右前部バンパーと原付バイクの左後部カウルが衝突した。軽四も原付バイクも擦過。
 通行人の女性が午後5時11分、119番通報した。
 事故原因、事故当時の信号などを捜査している。
 別府署は交通死亡事故という事態を迎え、取り締まりを強化する。