亀の井バスで秋の交通安全教室

女性警察官と一緒に反射材のお守りを作る園児
バスの乗り方を体験する園児

 亀の井バス(株)(川下英次郎代表取締役社長)、別府警察署、大分県交通安全協会別府支部は「秋の全国交通安全運動」の一環として交通安全教室を22日午前10時、亀の井バス本社で実施した。社会福祉法人別府光の園子ども広場(保育園、工家幸子園長)の4歳児14人が参加した。
 駐車場に集合した園児を、亀の井バスのマスコットキャラクター「かめたん」が出迎えた。川下社長が「今日はバスに乗るなど、勉強してもらいます。バスに乗ったらイスに座って、バスが動いている間は危ないのでバスが停まってから動いて下さい。バスは便利で安全な乗り物。今日は『かめたん』と一緒に交通ルールを勉強して下さい」とあいさつ。7人ずつ2班に分かれて、交通安全について学んだ。
 1班は社内で、子どもの交通安全防止を図るために横断歩道の渡り方の「とんとんとまれ」を実施。その後、部屋を暗くして実際に反射材がどのように見えるかを体験した。続いて、大切な人を命を守る「反射材のお守り」を作製。円筒状に加工された木の板に、いろんな絵が描かれた反射材のシールを貼り付けたり、ペンで絵を描いた。園児は、完成した反射材をライト付きのオペラグラスで見て「光ってる」と驚いていた。
 別の班は、路線バスを使って同社の社員が安全な乗降の仕方や乗車体験をした。7人全員が乗ると、整備場まで移動。バスの下部やタイヤの大きさなどの説明を受けた。
 その後、班が入れ替わり、参加した14人全員が体験した。