別府市内の11小学校で運動会

全国レベルの走りを見せた安東美羽さんがトップでゴールテープを切った

 別府市内の公立11小学校(亀川、東山、別府中央除く)で運動会が2日、行われた。
 市立朝日小学校(勝河馨校長、578人)と同幼稚園(勝河園長、43人)は合同で秋季運動会を午前9時から、同校グラウンドで開催した。新型コロナウイルス感染予防対策として、マスクの着用、手指消毒の徹底、自宅での検温を行い、観覧は各家庭2名以内とし、徒競走、表現(ダンス)、団体競技を行い、午前中で終了するプログラムを組んだ。また、熱中症予防として給水タイムも取った。
 開会式で昨年優勝の赤組から優勝旗の返還を受けた勝河校長が「今日は、みんなでお互いに励まし合って素晴らしい運動会にしましょう。保護者の皆さん、今年もいろいろと条件がある中での運動会ですが、子どもたちの頑張る姿を拍手で心から応援していただきますよう、よろしくお願いします」とあいさつ。
 森璃緒児童会長が「今日は待ちに待った秋季運動会です。この日のために毎日、一生懸命に練習をしてきました。今年の運動会のスローガンは『セッサタクマ、声をかけ合おう』です。意味は、お互いに励まし合って磨きあうということです。最後まで頑張ってと応援して、素晴らしい運動会にしましょう」とあいさつ。続いて、白組応援団長の安東美羽さん、赤組応援団長の高田恵人さんがそれぞれの組を盛り上げた。
 このあと、応援合戦ではエールの交換後、高田赤組団長と安東白組団長ががっちりと握手。応援合戦で競技に突入。
 各学年や園児の徒競走、表現(ダンス)、玉入れ、綱引きなどで盛り上がり、保護者も学校が用意した撮影ゾーンから子どもの姿をデジカメ、スマホ、ビデオカメラなどで撮影していた。
 最終競技の「紅白リレー」では、ゴールテープを切る瞬間まで勝つために全力で走る姿があり、会場は大きな盛り上がりに包まれ、秋季運動会のフィナーレに移った。