公益社団法人日本青年会議所が進める赤ちゃんと妊産婦に優しい社会づくりを目指す「ベビーファースト運動」に賛同し、本田博文日出町長が1日午後1時、町役場で「ベビーファースト宣言」を行った。
子どもにフォーカスをして、子育て環境への理解を深めていこうというもの。出生数と出生率は減少し「人口減少」や「少子化」などのネガティブな側面だけでなく、これからの日本を支える赤ちゃんや赤ちゃんを産んでくれたお母さんを称える価値観を広めていく。市町村長や企業の社長らが「わたしの活動宣言」をすることで、子育てをしやすい社会環境づくりを行う。
日本青年会議所九州地区大分ブロック協議会の中根竜会長、彌田昌史総活躍社会確立委員長、赤嶺里歩事務局長(いずれも別府青年会議所所属)が出席。
中根会長が「子育て満足度日本1を目指している県として、何ができるかを考えました。首長や企業のトップに宣言をしてもらうことで、育休がとりやすくなったりと社会の雰囲気を変えたい」とあいさつをした。18市町村すべてで宣言をしてもらっており、日出町は13番目。
本田町長は「子どもは希望!日出で子育て!みんなで子育て!」を「わたしの活動宣言」として掲げ、「子どもを産み育てやすい環境づくりに日出町としてこれからも取り組んでいきたい。子育て支援は重要な課題。企業自らが取り組んでくれると、大きく前進すると思う。出来ることがあれば、一緒に取り組みたい」と話した。