亀川小5年生が試行錯誤

亀川小5年生が堂面棚田を守る会の恒松恵典会長に質問した

 別府市立亀川小学校は5年生の総合授業「地域を伝えようプロジェクト」を9月28日午後3時、体育館などで行った。
 堂面棚田で田植えをして感動した5年生が、堂面棚田を地域で守るためにどうしたらいいか考えたため、講師に内竈堂面棚田を守る会の恒松恵典会長を依頼した。
 体育館で、恒松会長が5年生が今年、堂面棚田で田植えをした稲のこれまでの成長を説明した。また、5年生73人が考えた地域で守るためのプランを発表した。
 続いて、教室に移動して、児童らが恒松会長に「棚田に行く看板を新しくした方が良い」「棚田に行く道の途中に写真を貼った掲示板を設置する」「活性化するためにグーグルマップに画像を貼り付ける」「募金箱をいろんなところに設置して、集まったお金を堂面棚田のために使ってもらう」などの意見をした。恒松会長は「棚田につながる道沿いにガードレールを付けてもらうように、市に言っています。そこに写真が貼られた掲示板があると嬉しい。散歩ロードとしても使えます」などと答えた。
 5年生は10月12日、堂面棚田で稲刈りをする予定。