おおいたみのりフェスタ開始

秋晴れの下、新型コロナウイルス感染対策を取りながら多くの人で賑わった

 令和3年度大分県農林水産祭「おおいたみのりフェスタ」が16日午前9時30分、別府公園でスタートした。17日まで開催し、17日は午前9時30分から午後3時30分まで。
 初日の16日午前9時15分からの開会式では、主催者の広瀬勝貞大分県知事が「生産者の皆さんが、旬の恵みをたくさん出店していただいています。ふるさと食コーナーでは饅頭、焼きそば、ねぎ焼など、産直コーナーでは白ネギ、白菜、シイタケ、果物など、美味しそうなものが並んでいます。ジビエもあります。水産コーナーでもヒオオギガイなどがあります。皆さんには、生産者が丹精込めて作ったものを手に取って、買って、食べていただいて下さい」。
 開催地を代表して長野恭紘別府市長は「多くの店が出ています。生産者と消費者が交流できるイベントです。期待が大きいと思いますが、新型コロナウイルス感染予防対策を行い、胃袋を満たして、お土産と思い出を自宅などに持ち帰って下さい」とそれぞれあいさつした。
 続いて、登壇した主催者の壁村雄吉大分県農業協同組合中央会代表理事会長、安部省祐大分県木材協同組合連合会代表理事、中根隆文大分県漁業協同組合代表理事組合長、佐藤政昭大分合同新聞社常務取締役、来賓の御手洗吉生大分県議会議長、松川章三別府市議会議長が紹介された。
 最後に、広瀬県知事ら登壇者全員のテープカットで式を締めくくった。
 会場は、農業ふれあいコーナー13団体、パンカフェコーナー5団体、ふるさとの食コーナー28団体、ふるさと産地直売コーナー14団体、畜産コーナー10団体、木とのふれあい・木製品・林産物の販売コーナー32団体、水産コーナー7団体、その他のコーナー13団体が並び、青空の下、朝から多くの来場者が訪れた。
 来場者は2年ぶりの開催に喜んだ表情を浮かべており、胃袋を満たしたり、ナシなどの果物を購入していた。
 メーンステージでは、16日は別府翔青高校吹奏楽部、佐伯市こどもミュージカル、由布はさま太鼓が発表した。17日は、午前10時から大分県農業高校生花生けパフォーマンス、午前11時30分から馬場子供神楽、午後1時からZENKAI太鼓「和」がそれぞれパフォーマンスを披露する。
 おおいたみのりフェスタは、新型コロナウイルス感染対策として▽会場内でのマスク着用▽密にならないよう人との間隔を空ける▽入場時の検温、手指消毒、連絡先の記入―などを行っている。