ひとまもり・まちまもり協議会で初の連携会議

それぞれの活動を報告し、困りごとなどを出し合って意見交換をした

 別府市は、「ひとまもり・まちまもり協議会」の7つの協議会で情報共有をし、今後の活動に生かそうと初めての連携会議を11日午後1時半、市社会福祉会館で開いた。約30人が出席。
 別府市は中規模多機能自治を進めており、市内を7自治区に分けて、複数の自治会が協力し合って、共通の課題の解決に向けて取り組んでいる。今年度、すべての協議会が立ち上がったことを受けて、他の協議会の取り組みなどを知り、自分たちの協議会の取り組みに生かしてもらうのが目的。
 ▽体制づくり(役員・人材・後継者など)▽防災・防犯事業▽生きがい・交流事業・見守りーの3つのテーマで協議。協議会から1人ずつ各テーマに参加して、自分たちの取り組みを紹介したり、困ったことを出し合った。
 体制づくりでは「大きな課題は、マンパワーの結集。動く組織となる若い人を頭に持ってくることで、動く組織となり、方向性が見えてくると思う」「次世代をどう育ててくるかに尽きる。」「足元から活動を広げていけば良いと思う」。
 防災・防犯事業では、「協議会単位で防災士会を作り、レベルアップを図っていきたい」「防犯カメラの設置、パトロール、お助け隊、あいさつ運動などをしており、今後も続けていきたい」。
 生きがい・交流・見守りでは「3世代交流が切り口になりそう」「学校と一緒にやることが成功につながると感じている」「あいさつ運動などがカギかなと感じている」などの意見が出た。
 他の地域の取り組みを聞いて、ヒントを得た協議会も多く、どのテーマも「時間が足りない」と充実した話し合いが出来た様子だった。