杵築市は11月1日から、宝の地図を片手に隠された宝箱を探し出すリアル宝さがしイベント「杵築城下財宝伝~城下に眠る名刀を探せ!~」を開催する。参加は無料で、12月26日まで実施。
全国的に緊急事態宣言などが解除され、大分県内では連日、新型コロナウイルスの新規感染者0人が続くなど、感染状況は落ち着いてきているものの、観光客の回復にはまだ遠い。消費が低迷し、飲食店をはじめとする事業者の厳しい状況は続いているため、約2カ月にわたる長期的なイベントを開催することで、観光消費の拡大、地域経済の活性化を図りたい考え。
イベントは、城下町一帯を舞台にして、杵築オリジナルのストーリー構成となっている。「宝の地図」を片手に謎を解き、エリア内に隠されたヒントを探し出して最終的には、杵築に伝わる宝箱を出しだすという回遊イベント。
日時を規定さず、いつでも参加できて外を回遊するため、密になりにくく、少人数で楽しむことが出来る。参加者はマスクの着用など感染予防対策をしっかりしてもらう。
地図は、杵築ふるさと産業館内の観光案内所やJR杵築駅観光案内所、能見邸、中根邸、杵築市役所の商工観光課、山香振興課、大田振興課などでもらえる。ゴールは、ふるさと産業館内の観光案内所。受付時間は、午前9時半から午後5時。
宝箱を発見してアンケートに答えた人には、抽選で特賞(電動アシスト自転車)1人、A賞(ゲーム機)5人、B賞(ハロゲンヒーター)5人をはじめ、ホット・タブ・シャワーヘッド、杵築グルメお食事券(3千円分)、杵築紅茶ティーバッグなど豪華賞品が当たる。
また、先着1万5千人に「クリア賞」として、観光協会会員の店舗で使える500円分の商品券をプレゼントする。問い合わせは、杵築市観光協会(電話0978・63・0100)へ。