ひらた保育園児22人が稲刈り

先生と一緒に稲刈りする園児

 学校法人溝部学園ひらた保育園(小林実穂園長)の4、5歳児22人が10月20日午前10時、内竈堂面棚田で刈りを行った。
 「内竈堂面棚田を守る会」の恒松恵典会長が「ケガをしないように気を付けて、稲刈りをして下さい。また、内竈でお米や野菜を作っているプロが教えますので、ちゃんと言うことを聞いて下さい」とあいさつ。
 稲刈りをする前に、牛のごはん作りとしてワラの作り方を実践。児童は初めて見るワラ作りに興味津々な様子で見ていた。また、正月に玄関などに飾る「注連飾り」もワラを使っていると説明した。
 続いて、稲刈り体験として、園児と別府溝部学園高校食物科の生徒、保育園教員などが一緒に稲を刈った。3株を刈り、生徒や教員に渡して1束として細い紐で結んで運んだ。
 長尾柚貴さん(5)は「切るところが楽しかった。またしたい」と笑顔で話した。
 また同日、幼保連携型認定こども園ひめやま幼稚園(伊藤由美子園長)の4、5歳児105人も稲刈りを体験した。