北部ひとまもり・まちまもり協議会(荒金英世会長)は7日午前10時、別府市立北部中学校体育館で避難所運営訓練を行った。
協議会では、以前行った訓練の反省をもとに独自の避難所運営マニュアルを防災士が中心となって作ったが、新型コロナウイルス感染症への対策も必要となったことから、感染症対策を盛り込んだ訓練を行った。約50人が参加した。
梅木政喜副会長(自治委員会亀川地区支部長)が「コロナ禍の避難所運営を指導してもらえることになった。協力し合って運営をしていければと思う」とあいさつ。
防災危機管理課の岡部賢太郎さんが「コロナ禍での受入れ要領」を説明。マスクの着用や手指の消毒、定期的な換気を行うこと、症状のある人、濃厚接触者など区分をして避難所で感染が拡大しない工夫などを説明。職員が感染していない人、車で来た人、症状のある人などに分かれて実演。
引き続き、防災士を中心にみんなが避難者や運営側を体験。評価を担当する場所はすぐに混雑して密が生じることなどを体感した。