別府市立図書館が来年の100周年に向けて

昔の別府の町並みや観光施設の
様子が分かる絵葉書などを展示

 別府市立図書館(檜垣伸晶館長)は、来年の100周年に向けた展示「100年前のべっぷ~市立図書館開館100周年にむけて~」を28日まで開催している。秋の図書館まつりの一環。
 展示は、正面玄関入ってすぐの場所に設置されており、図書館が所蔵する古い地図や別府の歴史がわかる懐かしい絵葉書、大正の風景版画家・川瀬把水の複製ポスター「別府の朝」(A2版、個人所蔵)も飾られている。
 さらに、100年以上が経っている「鉄道旅行案内」の貴重な本も見ることができ、温泉に関する古い本などもある。
 檜垣館長は「今回は省スペースでの展示となりましたが、来年は100周年なので、貴重な所蔵品を市民の皆さんに見てもらえる機会が作れればと思っています」と話した。
 さらに、図書館では絵ハガキ、古文書、ポスター、チラシなどや図書館の思い出、図書館に関すること(エッセー、川柳、コラムなど)を募集している。募集用紙は図書館で配布している。問い合わせは電話23・2453へ。