別府地区納税貯蓄組合連合会副会長の芦刈直さん(73)と神鳥慶子さん(73)に国税庁の「納税表彰」制度において「別府税務署長納税表彰」を15日午前10時、別府税務署で贈られた。
納税表彰制度は▽長年にわたり適性な国税の深刻と納税を続けている▽納税思想の高揚と税知識の普及活動に多大な功績があった―などの個人や団体に対して、功績に応じて財務大臣、国税庁長官、国税局長および税務署長が表彰を行うもの。
表彰式では、中村伸別府税務署長から芦刈さん、神鳥さんの順で表彰状と記念品が贈られ、記念撮影をした。
芦刈さんは「身に余る光栄。別府地区納税貯蓄組合連合会の関係でいただいたので、その関係者にもお礼を言いたい。これからは納税意識の高揚を図る活動をしていきたい」。
神鳥さんは「大変光栄に思っています。別府地区納税貯蓄組合連合会の中に女性部があり、毎年、女性の経営者を中心に、税の最新情報などを説明するなど租税教室を行っています。」とそれぞれ話した。
別府地区納税貯蓄組合連合会は、中学生の税に関する作文を募集している。来年には成人年齢が18歳になり、消費税が導入されて若い人も納税が身近になってきたため、自分で調べたり税金が返ってきていることが分かってきているという。若いときから目が行き、どこに税金が使われたらよいかなどを考えるきっかけになっている。