別府保護区優秀賞に3人

受賞した鶴見小学校6年の遠竹鈴さん(前列右から2人目)、
北部中学校1年の二宮遥志さん(前列中央)、
西中学校1年の松岡なつめさん(前列左から2人目)

 別府保護区保護司会(髙橋護会長)は令和3年度第71回社会を明るく運動「作文コンテスト」別府保護区保護司会優秀賞表彰式を16日午後3時30分、別府市社会福祉会館で行った。コンテストには、別府市内の小・中学校から26点の応募があった。
 表彰式では、古田茂義副会長(会長代理)から遠竹鈴さん(11)=鶴見小6年=、二宮遥志さん(13)=北部中1年=、松岡なつめさん(13)=別府西中1年=の3人に表彰状などが贈られた。
 続いて、朗読会があり、遠竹さんが「笑って過ごせる日本」、二宮さんが「みんなが安心して過ごせる社会を目指して」、松岡さんは「おじいさんの笑顔」をそれぞれ朗読した。
 選考委員長の徳田貴美子さんが「どの作品も社会を明るくするためにはどうすればいいかを本気で考えてくれていて、感銘を受けました。その中でも3点がとても良かった。遠竹さんは、こんな重苦しい時代に『笑って過ごせる』という言葉を聞くと元気が出ます。文中にありましたが、相手の立場に思いを馳せることは素晴らしいことと思います。二宮さんは、交通ルールを守る大切さ、学校生活の決まりを守って楽しく過ごす大切さが書いていました。目の前の疑問に気づき、それを改善しようとする態度は明るい社会を作る第一歩だと思います。松岡さんは、あいさつの大切さを書いていました。あいさつはコミュニケーションであり、大人になっても大切なことです。皆さんのように、物事を前向きに捉えて他人に信頼される人間になるべくさらに努力しないといけないと感じました」と講評した。
 最後に記念撮影をして、式を締めくくった。
 受賞者を代表して松岡さんは「初めて社会を明るくする運動の作文を書いて、選ばれたことに嬉しいですし感謝しています。中学生になって通学路が変わり、そこで会ったおじいさんのことを書こうと思いました。受賞したことを、おじいさんに話したいです。今後は、もっと社会を明るくできるような活動を考えていき実行していきたい」と話した。