おじかに児童の笑い声響く

児童がドローンの操縦を体験した

 別府市子ども会育成会連合会(池邉栄治会長)は「令和3年度第1回親と子の感動体験プログラム 別府市子連『ミニゲーム&ドローン体験教室INおじか』」を11月14日午前10時、別府市立少年自然の家「おじか」のグラウンドで開催し、児童22人、ジュニアリーダースクラブ(JLC)15人、保護者33人が参加した。後援は、別府市教育委員会。
 例年、「親と子のオリエンテーリングの集い・冬だ!わくわく広場inおじか&城島」を行っていたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止。今年は、池邉会長が本紙9月25日に掲載された「別府市と大分ドローンステーションの協定締結式」を見て、ドローン体験が出来ないか考え、企画した。
 子ども会員同士の親睦を深める活動を行うとともに、最新の科学技術にふれる体験学習を通して、協調性や創造性および好奇心を育む。育成者は、それぞれ関係者との対話を通じて、子ども会の現状と将来のあり方についての知識を深めることが目的。
 はじめに、アイスブレイキング(仲間作りゲーム)が行われた。
 続いて、JLCが考えた「2021おじかミニ運動会」として▽今年の運を使い果たせ▽狸のシッポふみ▽私、失敗しないので▽何でこんなやつと▽レクレーションダンス―の5競技を行った。児童らは、全力で走り回るなど楽しんだ。
 昼食後、大分ドローンステーションの中川吾朗代表ら3人が児童やJLC、保護者にドローンの説明をした。続いて、参加者全員が実際にドローンの操作を行った。
 実際に操作した女児は「思い通りに動いたところが楽しかった」と話した。
 池邉会長は「午前中は大いに盛り上がった。午後からは、親子が同じ目線で出来るドローン教室を開きました。子どもたちに社会体験を、という申し入れがあったので、やろうと考えました。今後は、第1回目を手探りで行った。コロナが落ち着いたら留学生も参加して、留学生、子ども、大人、JLCと団体競技も出来ると思う。第2回目はやりたいと考えている。おじかのグラウンドを別府市子連のドローンの聖地にしたいし、みんなの思い出をつなげていきたい」と述べた。