別府翔青高校ブラスコンサート

ダンスチームも友情出演で盛り上げたマーチングステージ

 大分県立別府翔青高校吹奏楽部(板井優羽部長)は11月23日午後5時、ビーコンプラザで別府商業高校時代から通算で創部60周年となる第5回翔青ブラスコンサートを開催した。今日新聞社など後援。
 はじめに、阿南典久校長があいさつ。コンサートは3部構成で行われ、第1部はクラシックステージで、別商から引き継いだ、翔青高校吹奏楽部の代名詞「ハイ・スクール・マーチ」で元気よくスタート。「ファニー・スライド」「エルザの大聖堂への行列」の3曲を演奏した。
 第2部は、翔青が得意とするマーチングのステージ。映画音楽の「オペラ座の怪人」、サウンド・オブ・ミュージックより「私のお気に入り」、アラジンより「フレンド・ライク・ミー」、美女と野獣より「朝の風景」を演奏した。アラジンでは、男子部員がコミカルな演技で会場を沸かせた。友情出演で、ONE’Sダンスチームがダンスで華を添えた。
 また、3年生の酒井美空さんから2年生の清水彩花さんへドラムメジャーの交代が行われ、酒井さんが清水さんにバトンを手渡すと、会場から大きな拍手が送られた。
 第3部はポップステージで、先日亡くなった小林亜星さんのメドレーや「テレビで振り返るお茶の間劇場」では、長寿番組のメドレーを演奏するなど、馴染みのある曲で楽しませた。
 放送部が司会を務めたり、3年生やOB、OG、講師も参加するなど、みんなで作り上げたアットホームなコンサートとなった。