別府警察署は国道10号での大規模飲酒検問を3日午後11時から3時間、山家入口交差点と両郡橋の間(大分市から別府市方面)で行った。
後を絶たない飲酒運転は、誰かの大切なもの、大切な命を奪う行為。飲酒量によっては、免許取消になる。飲酒運転根絶するために▽絶対にしない!▽させない!▽許さない!▽見逃さない!―を呼びかけている。また、合言葉として「飲酒運転をしない。車を貸さない。同乗しない。運転する人にお酒を提供しない」を掲げている。
取り締まり場所に移動した交通課員は、1台ずつ停車させて「飲酒検問です。ご協力を」と呼びかけながら、アルコールチェッカーで飲酒運転をしていないかを確認した。
飲酒検問をした結果、480台を検査し、違反検挙はゼロだった。
他県では、今年6月28日に千葉県八街市で下校中だった小学生の列にトラックが突っ込み5人を死傷。11月20日早朝、福岡県北九州市の国道で女性がひき逃げされた。逮捕されたのは北九州市の男で「飲酒運転がばれるのが怖くて逃げた」と供述している。また、2006年8月25日に福岡市の海の中道大橋(制限速度時速50㌔)を時速約100㌔で走行し、前方を走行中の普通車に追突。子ども3人を死亡させ、両親2人がケガをした。いずれも運転していた男は飲酒運転だった。福岡市の事件は飲酒運転の男は現場から逃走したが、現場に戻り約50分後に飲酒検知し、逮捕された。
別府警察署は、定期的に大規模な検問を行い、飲酒運転を撲滅する活動を続けて行く。