全日本で総合5位入賞

種目別で2つのメダルを獲得し、総合で
5位入賞を果たしたことを報告した吉澤選手(右)

 別府RGみやび・男子新体操クラブの吉澤昴選手(14)=中部中学校2年=が「第39回全日本ジュニア新体操選手権大会」(11月12~14日、群馬県)で、ロープで2位、リングで3位に入るなどして、総合5位入賞。10日午後4時半、別府市役所で長野恭紘別府市長に報告をした。
 吉澤さんは幼稚園の頃から始めて、小学5年生の頃には九州小学生大会で個人総合優勝、翌年も2位となるなど、活躍している。今回は、種目別では、ロープ2位、リング3位、スティック6位、クラブ8位で総合で5位となった。
 報告会には、廣田巌別府市体操協会長、佐藤雅和別府RGみやび監督、吉澤選手が出席。佐藤監督は「今回は少し難しいかなと思っていましたが、本人が相当頑張ったと思います。審査員には、演技を高く評価してもらった」と報告した。長野市長は「五輪もあると思いますが、2024年からは国体でも男子新体操が競技種目となるので、まずはそこを目標に頑張ってほしい。協力できることがあれば、しっかりとやりたい」と労った。
 吉澤選手は「あまり練習が出来ない中でしたが、コーチのおかげで、緊張せずに楽しく試合に臨めました。本番会場の練習でタンブリングを覚えて技として取り入れることができた。いろんな人たちに支えられたおかげです。来年は優勝することを目標に、冬のトレーニングが大切だと思っています」と話した。