別府商工会議所のセミナーに80人

講演するJALふるさと応援隊
大分県担当の姫野尚美さん

 別府商工会議所(西謙二会頭)と日本航空(株)大分支店(大多和繁孝支店長)は「おもてなし&マナー講演」を15日午後1時30分、ホテル別府パストラルで行い、80人が参加した。
 講師は、大分県出身で日本航空ふるさと応援隊大分県担当の姫野尚美さん。
 ふるさと応援隊とは、2020年12月から始まったもので、地域イベントへの参加や地域産品の企画・PRなどを通じ、更なる地域の魅力を発掘し、地域の人との絆づくりや活性化を継続的に担う。
 JALの地域活性化の取組、客室乗務員の業務紹介をした後、接客マナーについて述べた。
 「第一印象を決める要素の半分以上が、身だしなみ、表情、立ち居振る舞いの視覚情報。続いて、話し方が約40%、話の内容は7%です」と話した。
 身だしなみの基本は、清潔感、調和、控えめの3点。TPOに合わせることで相手に信頼感を与える。
 表情は、心からの笑顔をすること。そのためには、仕事を楽しみ、相手の喜びを自分の喜びにすることが大切。マスクをしていないときの笑顔のポイントは▽口元=口角を上げる▽目元=優しいまなざし―の2点。しかし今はコロナ禍でマスクをしているため、マスク越しの笑顔となるため、いつもの倍の笑顔が必要とし、参加者は2人ペアとなり、確認し合った。
 また、あいさつ、立ち居振る舞い、話し方についてもポイントなどを説明した。