日出町は9日午前11時、町中央公民館で令和4年成人式を開催した。日出町で新成人となったのは、307人。
本田博文町長が「晴れて成人を迎えられた皆さん、おめでとごうございます。昨年の大河ドラマの主人公の渋沢栄一は『夢七訓』の最後に『ゆえに幸福を求むるものは、夢なかるべからず』と言っています。幸福を求めるには、夢を持たなければいけないという意味です。皆さんも夢を持ち、その実現に向かって道を切り拓いていってください。長い人生には困難もあるだろうが、楽しいこともある。一生懸命に取り組めば、不可能と思っていたことにも道が開けることがある。明るい未来を信じて、自発的に行動し、充実した人生にしてもらいたい」などと式辞。
堀仁一郎教育長がメッセージ。来賓の池田淳子町議会議長、三浦正臣県議会副議長らが祝辞を述べた。
新成人を代表して、岩野仁徳さんが「沢山の出会いに支えられてきました。コロナ禍でも今できることに真摯に向き合い、より良い教師となり、沢山の笑顔を支えたい」。
辛嶌洸香さんが「成功も失敗も自分の歩んできた道となり、人生となると思う。高い壁も明るい未来への扉と思える日が来ると思います。町に貢献できる人材になれるように、優しく強く生きていきたい」と「二十歳の誓い」。渡辺拓己さんが謝辞を述べた。