今年も別府で自主トレスタート

長野市長を訪れた内川選手(左)

 大分県出身で東京ヤクルトスワローズの内川聖一選手(39)が、別府市民球場で今年も自主トレーニングを行っており、17日午前9時、長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
 内川選手は「個人的な記録としては、セ・パ両リーグで千本安打、200本本塁打がありますが、そのために頑張るというよりも、終わった時に記録が達成できていれば良いと思っています。試合も後半からの出番ということも増えていて、1年かけて、チームにどれだけ貢献できるかが重要。体調に気を付けて、1試合でも多く出たい」。
 大分のファンに向けては「福岡から少し遠くなってしまいましたが、県民の皆さんに応援してもらえることはうれしく思います。応援と同時に、『内川、しっかりやれよ』と叱咤激励も含めて、パワーを送ってもらえればと思います」と話した。
 長野市長は「仕事人的な役割を任されることは、大変だと思います。体と相談をしながら、1打席でも多く打席に立って活躍してもらいたい」と激励した。内川選手からサイン入りのユニフォームがプレゼントされた。
 内川選手の自主トレには、同じくヤクルトの中山翔太選手、福岡ソフトバンクホークスの増田珠選手、読売ジャイアンツの廣岡大志選手も一緒に参加しており、23日まで行われる。見学は自由だが、感染予防対策のため、握手などのファンサービスは行わない。また、大きな声の禁止や見学者同士の距離を保つなど注意して見学を。