収穫したサツマイモ寄贈

ボランティア部4人が垣迫さんにサツマイモを寄贈した

 別府市立中部中学校ボランティア部は「サツマイモの寄贈」を13日午後3時10分、石垣西3丁目の「ハンの大和」で行った。ボランティア部3年の田中法旭さん、山田菜花さん、キム・シオンさん、宗野果恋さん=いずれも15歳=が出席した。
 自分たちが育てて収穫したサツマイモを「ハンの大和」の垣迫治志さん(75)が運営する「子ども食堂」に贈り、活用してもらい、地域に貢献することが目的。子ども食堂は、令和2年4月から毎月1回開催しており、コロナ禍では規模を縮小して行っている。
 寄贈式では、ボランティア部を代表して宗野さんが「私たち3年生は、1年生のころから『貢献』を合言葉に地域清掃や募金活動など、いろいろなボランティアを活動に取り組んできました。今回、技術科の授業で自分たちの手で育てたサツマイモが、予想以上の大収穫となり、地域のために活かすことが出来ないかと考え、垣迫さんに贈ることにしました。これからも『人のために自分の力を活かす』活動に励んでいきたいと思います」と述べた。
 田中さんと山田さんからサツマイモの詰まった箱を手渡された垣迫さんは「こんな嬉しいことがあるとは思っていませんでした。交通安全で交差点に立ち始めて、中部中学校や鶴見丘高校の人たちとご縁が生まれて、顔を合わせるのが楽しみになっています。お芋を植えて、育ててくれてありがとう。子ども食堂で活用させていただきます」と話した。