日出町の日出若宮八幡神社(小石護久宮司)で6日、第12回開運厄除節分大祭が行われた。例年は、来賓や年男・年女らが福豆などをまいて多くの人で賑わっているが、今年は、新型コロナウイルスの感染拡大のため、豆まきは行わず、総代や世話人といった関係者14人が出席し、神事のみを行った。
節分祭追儺式(神事)では、新型コロナなどの疫病退散や悪鬼などの厄払いの願い等を込めて、小石宮司が本殿から恵方などに向けて「鬼は外、福は内」と言いながら、豆をまいた。
河村公司総代会長が「節分大祭を計画した時点では、感染者は少なく、大丈夫だろうと思っていましたが、感染力の強いオミクロン株により、感染が急拡大したことから、中止を決め、神事のみとしました。2500袋の豆を準備していましたが、病院を中心に、町内の11施設に配り、大変喜ばれました。来年は開催できるようにしたい」とあいさつをした。