日出町立日出中学校2年生の小松大和さん(14)=エイボックス・アカミネ・フィットネス・ボクシングジム所属=が9日午後4時半、本田博文日出町長を訪れて、「第1回全日本UJフレッシュボクシング大会兼全日本UJ王座決定戦シード選手決定戦」(3月25~27日、北海道札幌市)の出場報告をした。
小松さんは51㌔級に出場。鹿児島県で行われた「令和3年度第11回全九州UJボクシング選考会」では、決勝戦で佐賀県の秋山一真選手=吉永ボクシングジム所属=を破って優勝。全国大会への切符を手にした。コロナ禍で昨年は大会が中止となり、初めての全国大会出場となる。
大会は中学1、2年生が出場でき、試合は1ランド2分の3ラウンドで行われ、出場者が4人以内の階級は1人、5人以上の階級は2人がシード選手となる。
本田町長が激励金を手渡して「高い目標を掲げ、技術を磨いて、精神力を高めてきたことが結果につながったと思います。試合まであと1カ月半ほどあるので、十分調整をして、成果を発揮して、悔いのない大会にしてほしい」と激励した。
ジムの赤峰大士会長も同席して「とりあえず、初戦突破を目標にしています。開催地が北海道なので、寒さがコンディションにどう影響するかが心配」と述べた。
小松さんは「(決勝戦は)緊張したけど、優勝できてとてもうれしかったです。全国大会では、余裕のある勝ち方をしたい」と話した。