大分県と大分市は12日858人、13日に676人に対してPCR等検査を行い、2日間で姫島村を除くすべての市町と県外の10歳未満から80歳以上の男女701人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。12日は336人、13日は365人。
また、クラスター(集団感染)も多く発生しており、12日は由布市内の高齢者施設で確認。13日は▽別府市内の医療機関▽中津市内の幼児教育・保育施設▽中津市内の事業所▽由布市の学校▽日田市の幼児教育・保育施設▽佐伯市の幼児教育・保育施設▽中津市内の学校▽大分市内の医療機関ーの8件を確認しており、1日のクラスター件数としては、過去最多となった。関係者の検査を進めている。
2日間の感染者の年代別では、10歳未満が147人と最も多く、次いで30代107人、40代106人、10代101人、20代72人、50代52人、60代50人、70代38人、80歳以上28人。感染経路別では、家族が372人、不明201人、施設51人、医療機関31人、知人16人、学校12人、職場10人、県外7人、会食1人となっている。
別府市の感染者数は、12日が39人、13日45人の計84人。2日間合わせての年代別では、10代17人、30代と60代各11人、10歳未満、20代、70代各8人、40代、50代、80歳以上各7人。経路別では、家族45人、不明25人、医療機関9人、施設3人、知人2人。
別府市以外の市町村等の2日間の感染者数は、大分市334人、中津市75人、日田市70人、由布市28人、佐伯市24人、豊後大野市17人、宇佐市13人、日出町10人、国東市9人、杵築市と豊後高田市各8人、玖珠町6人、臼杵市5人、津久見市と県外各4人、竹田市と九重町各1人だった。