ピークアウト「まだ早い」

 大分県と大分市は22日に3103人、23日に2642人に対してPCR等検査を行い、大分、別府、中津、宇佐、国東、日田、豊後大野、豊後高田、佐伯、杵築、臼杵、由布、津久見の各市と日出町、玖珠町、県外の10歳未満から80歳以上の男女641人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。22日は312人、23日は329人。
 日田市内の事業所、宇佐市内の幼児教育・保育施設、大分市内の幼児教育・保育施設でクラスターを確認しており、関係者の検査を進めている。また、県は感染症対策短期集中期間とした3連休について「一定の効果はあった」としながらも、「ピークアウトといえるほどの状況ではない」として、引き続き、基本的な感染予防対策を呼びかけている。
 2日間の年代別は、10歳未満120人、30代107人、10代92人、40代81人、20代66人、70代と80歳以上各47人、50代46人、60代35人。経路別は、不明226人、家族224人、医療機関72人、職場55人、施設38人、知人と学校各10人、県外6人となっている。
 別府市の感染者は22日66人、23日45人で、2日間で111人。年代別では、40代20人、30代17人、70代16人、10代と80歳以上各15人、10歳未満9人、50代と60代各7人、20代5人。経路別では、医療機関38人、不明30人、家族27人、職場、学校、施設各4人、知人と県外各2人。
 別府市以外の市町村等の2日間の感染者数は、大分市312人、日田市57人、中津市38人、由布市29人、宇佐市19人、佐伯市18人、豊後大野市と日出町各12人、県外11人、臼杵市9人、国東市4人、杵築市3人、豊後高田市、津久見市、玖珠町各2人だった。