「APU」と「フンドーキン」コラボ第2弾

学生とフンドーキンがコラボ開発した
フルーツドレッシングの記者発表会を行った

 立命館アジア太平洋大学(出口治明学長、別府市=APU)、フンドーキン醤油㈱(小手川強二代表取締役社長、臼杵市)、㈱インスパイア(高槻亮輔代表取締役社長、東京)は大分銀行の協力を得て、フルーツを使った3つのドレッシングのコラボ商品発表会を18日午前11時半、大分市のオオイタ・ミッドタウン・スタジオとオンラインで行った。APU学生とフンドーキンのコラボ商品開発は2回目。
 コロナ禍で「食」への意識が変化する中で、健康のためにフルーツに興味を持ちながら摂取が足りない人が多くいることに着目し、より手軽に健康的な毎日を過ごすきっかけになることを目指して、3つのライフスタイルコンセプトを持ったフルーツドレッシングを開発した。
 新たに開発した商品は▽ラズベリー=亜鉛配合。自分磨きのためボディメイクを頑張る女性を応援▽グレープフルーツ=GABA配合。ストレス社会で頑張る人へ、毎日の食事でほっと一息リラックス▽パッションフルーツノンオイル=糖質50%オフ。脂質、糖質を気にせずフルーツを楽しめる。希望小売価格は370円で、3月1日から販売する。
 ライラーニ・アルカンタラAPU国際経営学部長が「みんなが安心して日本食を楽しむために開発しました。地元企業と協力し、学生が実体験から学べることに感謝します。歩んできた道のりは平坦ではなく、工場見学などの中止やオンラインミーティングなどいくつもの壁を乗り越えてきました。是非、商品を楽しんでほしい」とあいさつ。
 フンドーキンの小手川社長は「ここ30~40年は新商品を100種類ぐらいを毎年出しています。マーケティング調査をするが、ダメかなと思った商品が意外と当たったりするので、出してみないと分からない。2年以上かけて一緒に苦労をしながら商品開発、試食、改善してを繰り返して出来上がった。若い人達の意見を反映させた。特徴のある製品になったと思う」と話した。
 高槻インスパイア社長と後藤富一郎大分銀行取締役頭取もあいさつ。
 学生開発チームの島中凪紗さんと鈴木愛さんが開発までの経緯と内容についてプレゼンテーション。それぞれのドレッシングのオススメの食べ方も提案した。