亀川地区社会福祉協議会(石谷千年会長)は2月20日午前10時、あすなろ館で令和3年度福祉協力員研修会を開催した。約40人が参加。
石谷会長が「コロナ禍で工夫をしていろいろやっているが、行事はあまり出来ていません。いきいきサロンは37回計画している中で、32回実施できています。工夫をしながら見守りを継続してくれていると聞いています。心強いと思います」とあいさつ。
溝部佳子別府溝部学園短期大学副学長が「いのちの旅」と題して講話した。はじめに、絵本「葉っぱのフレディーいのちの旅ー」の動画を見た。「葉っぱのフレディ」は、レオ・バスカーリアの作品で、大きな木の枝に生まれた葉っぱのフレディが仲間たちと1年を通じて、生きる事と「死」について考える作品。
溝部副学長は「社会の中で目標をもって人間らしく生きることが生活。自分に何ができるか。そのためには、引き出しを沢山持つこと。フレディは、葉っぱに生まれて、葉っぱの仕事を全部やったと話しています。そんな生き方が出来るか。死ぬのは私も怖いですが、与えられた時間をどう生きるか。よく生きるというのは、自分が納得して生きるということだと思います。情熱を失わない限り、青春だと思います」などと話した。