県歯科技術専門学校で卒業式

卒業生らが相良校長から卒業証書を受け取った

 学校法人溝部学園大分県歯科技術専門学校の令和3年度卒業証書授与式が12日、同校85年館2階ホールで開催され、29人が卒業した。参加した保護者は、我が子の晴れ姿を撮影した。
 卒業証書を歯科衛生科代表の兼市みづきさんと歯科技工科代表の飯塚寧音さんに手渡した相良明宏校長は「歯科衛生科第54期生、技工科52期生として卒業される皆さん、おめでとうございます。この2年間、新型コロナにより学校行事が中止せざるをえないことがまことに残念です。歯科衛生士や技工士として、今日までに知識や技術を身に着けました。大切なことは、口腔の健康を通して全身の健康を守ることです。感謝の気持ちを忘れずに、新しい知識や技術を研鑽していって下さい」と式辞を述べた。
 溝部仁溝部学園理事長は「卒業、おめでとうございます。努力が報われて、到着地に到達した安堵感は理解できます。本校は、これからも教職員共々、頑張っていきますので、変わらぬご後援をいただきますようお願いします」と祝辞。
 歯科衛生科の毛利姫花さんから「天吊り式プロジェクター装置一式」、歯科技工科の佐藤亮太さんから「ICT教育システム」の目録が相良校長に手渡された。
 在校生の古賀さくらさん(歯科技工科)の送辞に対して、卒業生の清田鈴さん(歯科衛生科)が答辞を述べた。
 最後に、卒業生全員で式歌の「蛍の光」を斉唱した。
 被表彰者は後日、掲載する。