大分県と大分市は11日、1987人分のPCR等検査の結果を公表。14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女298人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染者数は、1週間連続で前週の感染者数を下回った。
県内で療養中の70代と80歳以上の2人が亡くなり、県内の死者は113人となった。クラスターは▽中津市内の学校▽大分市内の事業所▽宇佐市内の高齢者施設▽大分市内の福祉施設▽日田市内の幼児教育・保育施設ーで確認され、関係者の検査を進めている。
年代別では、10歳未満68人、30代47人、40代43人、10代40人、20代37人、60代24人、50代22人、70代11人、80歳以上6人。経路別では、家族143人、不明82人、施設34人、知人12人、学校8人、職場7人、医療機関5人、県外4人、会食3人となっている。
別府市の感染者数は、21人。年代別では、30代5人、20代と60代各4人、10代3人、50代2人、10歳未満、70代、80歳以上各1人。
別府市以外の市町等の感染者は、大分市190人、中津市20人、日田市13人、宇佐市11人、由布市10人、豊後大野市5人、杵築市と津久見市各4人、竹田市、佐伯市、国東市、日出町各3人、臼杵市、玖珠町、県外各2人、豊後高田市と九重町各1人だった。