大分県と大分市は19日1858人、20日392人、21日408人に対してPCR等検査を行い、14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女582人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。19日は205人、20日は208人、21日は
169人。
21日に県内で療養中の70代と80歳以上の人が亡くなり、県内の死者は126人となった。
また、クラスターも相次いでいる。20日は▽別府警察署▽大分市内で開催された会食2件▽宇佐市内の医療機関▽中津市内の学校。21日は▽大分市の幼児教育・保育施設▽大分市の医療機関▽豊後高田市の職場で確認されており、関係者の検査を進めている。
会食でのクラスターも再びみられ、年度末や年度始めで歓送迎会を行う機会などが増えることが予想されるため、食べる時は黙食、しゃべる時はマスク着用の「マスク会食」の徹底と感染対策をしっかりとしている店で少人数、短時間を心掛けるように呼びかけている。
3日間の年代別では、10歳未満112人、20代99人、10代98人、40代88人、30代83人、50代51人、60代23人、80歳以上16人、70代12人。経路別では、家族255人、不明165人、施設42人、学校35人、職場26人、知人21人、会食16人、医療機関13人、県外9人となっている。
別府市の感染者数は、19日20人、20日27人、21日26人で、計73人。年代別では、20代18人、40代13人、10歳未満と50代各10人、30代8人、10代と80歳以上各5人、60代と70代各2人。経路別では、不明35人、家族23人、職場5人、施設4人、学校と医療機関各3人。
別府市以外の市町等の3日間の感染者数は、大分市329人、中津市と宇佐市各32人、豊後高田市23人、由布市18人、県外16人、杵築市13人、日田市11人、臼杵市10人、豊後大野市8人、津久見市と日出町各5人、佐伯市3人、国東市、竹田市、玖珠町、九重町各1人だった。