別府大学・短期大学部の卒業式

国際経営学科を代表して嶋田航大さんに卒業証書が授与された
今年度で任期満了となる飯沼賢司学長

 別府大学、別府大学短期大学部の令和3年度卒業証書・学位記授与式が20日、同大学で挙行され、大学429人(うち留学生34人)、大学院8人、短大278人の計715人が学び舎を巣立った。
 今回も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、代表者のみメディアホールで飯沼賢司学長から卒業証書が授与された。代表の授与式は、各会場にインターネット配信された。その後、同大学内教室で卒業生に卒業証書が渡された。また保護者の参加はなく、卒業生、教職員は全員マスクを着用、会場入り口では手指を消毒用アルコールで消毒しての出席となった。
 メディアホールでの授与式では、大学代表の永坂あかりさん(史学・文化財学科)、髙橋佑季さん(食物栄養学科)、嶋田航大さん(国際経営学科)に飯沼学長から卒業証書と学位記が授与された。
 飯沼学長が「2年前の4月、それまで当たり前と思ってきた対面授業が突如として遠隔授業に切り替えられ、授業の姿が大きく様変わりしました。未だコロナの終息が見えず、さらにロシア・プーチン政権のウクライナ侵略という世界的危機の中で不安の中の旅立ちとなりますが、私たちは決して未来への希望を捨てません」と式辞を述べた。
 続いて、長野恭紘別府市長のビデオメッセージが流された。
 続いて午前11時30分から、大学院の植山雄貴さん(臨床心理学専攻)に飯沼学長が学位記を授与した。
 短期大学部の卒業式は午後2時、メディアホールや各教室で行われた。代表者の宮崎直美さん(食物栄養科)、久保友香理さん(初等教育科)、川口朱蘭さん(専攻科初等教育専攻)に仲嶺まり子学長が卒業証書を手渡した。
 仲嶺学長が「建学の精神『真理はわれらを自由にする』は、真摯に問題解決に向き合う姿や、相手を尊重する姿勢を持つことの大切さを説いています。この言葉を良き社会人の指標として覚えておいていただけばと思います」と式辞を述べた。
 続いて、各学科は個別の教室で挙行した。
 今回、別府大学大学院文学研究科審査委員会で昨年出版した「中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜」を博士論文として認められて博士号を授与された稙田誠さん(41)は「今でも信じられないのですが、このように博士号を授与されてようやく実感が湧いてきました。最初の論文は2014年に発表してから8年。書き上げるまで5年ぐらいかかったので十数年かかりました。今後も出来る限り、何らかの発信をしていければと思います」。
 82歳で大学院(博士前期課程)を修了した馬場駿二さん=日本ハウジング株式会社会長、68歳で別府大学卒業=は「以外と長くかかったが、楽しかった。あっという間の時間だった。今の歴史の延長線上を学ぶと思う。本当に大学の先生に恵まれた。大学には64歳から82歳まで、2年間のブランクがあるので16年間いました」とそれぞれ述べた。
 被表彰者は、次のとおり。(敬称略)
 【大学】▽成績優秀者=鳥越大輝、屋宜美穂(国際言語・文化学科)、永坂あかり、末海菜月(史学・文化財学科)、瀬々彩香、重松伸尚(人間関係学科)、髙橋佑季、佐藤穂(食物栄養学科)、四嶋好花、土江里穂(発酵食品学科)、嶋田航大、藤岡涼香(国際経営学科)
 【大学院】▽特別表彰=馬場駿二(文学研究科)▽成績優秀者=植山雄貴(同)
 【短期大学部】▽成績優秀者=宮崎直美、甲斐明日香(食物栄養科)、久保友香理、谷本愛子、髙橋悠莉、北野愛優、古戎陸、篁真明(初等教育科)、川口朱蘭(専攻科初等教育専攻)▽全国栄養士養成施設協会理事長表彰状、日本フードスペシャリスト協会会長表彰状=宮崎直美(食物栄養科)、全国保育士養成協議会会長表彰状=谷本愛子(初等教育科)