別府警察署は24日、特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害を発表した。
同署によると、市内の男性(60歳代)が23日、インターネットを閲覧中、パソコン画面に警告画面と電話番号が表示された。その番号に電話したところ、コンピュータソフトウェア会社の社員を名乗る男から「ウイルスに感染しているので元の状態に戻すには、電子マネーを購入して下さい」などと指示された。男性は、複数回にわたり市内のコンビニで電子マネーカードを購入し、相手にカード番号を伝えて、20万円分の利用権をだまし取られた。
相手から再度、電子マネーカードの購入を指示されたため、コンビニに行き購入しようとしたところ、置いていたチラシを目にしてだまされていることに気づいた。その後、男性が110番通報し、被害が発覚した。
同署は「電話やメールなどでお金や電子マネーカードの購入を要求されたら、それは詐欺です。お金を要求されたら、家族や警察に相談して下さい」と呼びかけている。