学校給食マスコットキャラ表彰式

学校給食マスコットキャラクターの原案3作品を表彰
最優秀賞に
選ばれた「こめっぷ」

 別府市は、市内の幼稚園児、小・中学生から募集した学校給食マスコットキャラクターの表彰式を25日午後4時、市役所で行った。
 市内から527点の応募があり、長野恭紘別府市長らによる選定委員会が審査を行い、最優秀賞の別府市長賞に大野ももさん(14)=青山中2年=の「こめっぷ」、優秀賞の教育長賞に小俣哉人さん(10)=亀川小4年=の「ぼんちゃん」、教育部長賞に利行哉海さん(6)=亀川幼稚園=の「まんぷくロボ」が選ばれ、表彰された。
 「こめっぷ」は、大野さんが好きなお米と別府をかけあわせたネーミングで、モチーフは犬。耳がおにぎり、しいたけのポーチをかけて、スカーフには湯けむりマークがデザインされている。「小学生の頃に、ご飯が残ると先生がおにぎりにしてくれて、食べ残しがなくなった。その時の思いを込めて、みんなが残さず給食を食べられたらいいなという気持ちで描きました」と話した。
 「ぼんちゃん」は、シラスを手にした猫をモチーフにしたキャラクター。耳やひげ、しっぽはお茶で、体はざぼんカラーになっている。「まんぷくロボ」は、お米の盾とネギの剣を持っている。しいたけや魚もデザインされている。
 長野市長、寺岡悌二教育長、柏木正義教育部長からそれぞれ表彰状とイラストが入れられた額が手渡された。長野市長は「どれも素晴らしくて、審査が大変でした。これからも、美味しい給食を沢山作るので、楽しみにしてください」とあいさつをした。
 「こめっぷ」は、食育活動等に活用するほか、令和5年9月に供用を開始する別府市学校給食共同調理場で使用する食器にプリントする予定。また、「ぼんちゃん」や「まんぷくロボ」をはじめ、入賞作品11点ものり袋のデザインに使われるなど、より給食を身近に、楽しんでもらえるようにする。