再び感染の増加を懸念

 大分県と大分市は25日、2422人に対してPCR等検査を行い、12市2町と県外の10歳未満から80歳以上の男女279人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 前週と比べて98人増加しており、2日連続で前週を上回る陽性者が確認されており、再び増加することが懸念されている。県では、年度末・年度始めで歓送迎会などを行う機会も増えるため、食事は黙食、しゃべる時にはマスクをする「マスク会食」の徹底と感染対策をしっかりとした店を選び、少人数、短時間での会食を呼びかけている。
 また、県内で療養中の80歳以上2人と70代1人が亡くなり、県内の死者は137人となった。
 年代別では、20代62人、10代50人、40代44人、10歳未満43人、30代35人、50代19人、60代11人、80歳以上9人、70代6人。経路別では、不明113人、家族109人、学校12人、県外11人、知人10人、施設9人、医療機関6人、職場5人、会食4人となっている。
 別府市の感染者数は、43人。年代別では、20代14人、30代6人、10代と80歳以上各5人、10歳未満、40代、50代各4人、70代1人。経路別では、不明21人、家族9人、施設4人、医療機関と職場各3人、県外2人、会食1人。
 別府市以外の市町等の感染者数は、大分市144人、中津市と玖珠町各15人、宇佐市12人、佐伯市11人、由布市8人、豊後大野市7人、豊後高田市6人、日田市、臼杵市、県外各4人、日出町3人、津久見市2人、杵築市1人だった。