大分県内のほとんどの公立高校で11日、入学式が挙行された。
県立別府翔青高校(後藤秀徳校長)では、午前10時に体育館で第8回入学式を開催。241人が希望を胸に新たな一歩を踏み出した。
新入生入場後、国歌静聴し、入学許可をした後藤校長が「皆さんは新型コロナ禍の中、中学校生活の大半を授業や部活動などでさまざまな制約があり、不安を抱えて過ごしてきたと思います。そのような中、受験勉強に励み、本校の入学式を迎えることになり、喜びもひとしおだと思います。校訓に『自主誠心 進取創心』を掲げています。自主誠心とは、自分で考え行動し、他者への思いやりの心を常に持つこと。進取創心とは、進んで知識や技能を修得し、独自のものに発展させること。校訓は生徒や先生など全員の心構えです。いつも念頭に置いて行動して下さい」と式辞を述べた。
新入生を代表して森美羽さんが「先輩方に負けないよう、高校生としての自覚を持ち、日々成長していけるよう学習や部活動に精一杯打ち込みます。そして『自主誠心』『進取創心』の校訓の元に自分の可能性を信じて、常に努力し、先生方のご指導の下、校則を守り生徒としての本分に力を尽くすことを誓います」と宣誓。
来賓の疋田啓二PTA会長が「きょうから新しい学校生活が始まるのですが、どのような高校生活を描いているのでしょうか。別府翔青高校は、さまざまな教育方針やプログラムにより学業や部活動など社会で活躍できる人材育成に積極的に取り組んでいます。ともに歴史を刻み、素晴らしく楽しい学校を作り上げていって下さい」と祝辞を述べた。
また、来賓の大崎ちあき青藍会副会長が紹介された。
祝電が披露され、式の幕を閉じた。