「故郷を元気にしたい」「別府を盛り上げたい」と中学・高校の同級生が企画メンバーとなり、15日から17日まで「モクモク湯けむり交流イベント『かんなわでまっちょんけん』」が開催されている。
企画メンバーは、鉄輪の湯治宿「大黒屋」の4代目・安波拓哉さん、別府市出身で大阪府在住の工藤康弘さん、大分市出身で東京在住のフォトグラファー上野立樹さん、別府市出身で東京在住のアパレルメーカーでディスプレイなどの仕事をしている青柳公大さん、東京在住で別府市出身のデザイナーの橋下功さん。いずれも37歳。
昼の部は、16、17日で、スクランブルベップで青柳さんが趣味で作っているTシャツやカバンなどを販売。上野さんは撮影時に使われる背景紙が捨てられるをもったいないとスタジオと協力して背景紙を集めてリサイクル商品を作っており、今回はハンガーを制作展示。店頭では、大黒屋の地獄蒸したまごが販売されている。開催時間は、午前11時から午後7時まで。
夜の部は、15、16日で、大黒屋の屋台スペースで湯けむりの中で地獄蒸しおでんを食べながら、アイデアを出し合う。午後6時から9時まで開催。参加料は1人千円。飲食物の持ち込みも可。安波さんは「初日は金曜日ということもあって、出足は遅かったのですが、幅広い年代の人が多く参加してくれて、良い交流会ができたと思います」。
工藤さんは「地元を離れてみて、魅力を再発見した。故郷を盛り上げることをしたいと今回はイベントを企画しました。今後も繋がれるようなことをやっていきたい」と話した。